横浜トリエンナーレ2008ブログ

トリエンナーレ・メールニュース配信中!

今回の展覧気のパフォーマンス予定や最新情報、おすすめのまわり方など
メールニュースでお知らせしております。

ご登録はこちらから!

過去のバックナンバーはこちらから ↓

001 / 002 / 003 / 004 /  005 / 006 / 007 / 008 / 009 / 010 / 011

メールニュース内の記事の中から一部ご紹介いたします。

 ---------------------------------------------------------------------
 Artist Pick Up ! 《 中谷 芙二子 》
---------------------------------------------------------------------

_46P2948.JPG

今回のピックアップは、"霧の彫刻家"中谷 芙二子(なかや ふじこ)さん。

60年代より絵画制作やE.A.T.(Experiments in Art and Technology)での
活動を経て、1979年の大阪万博のペプシ館<霧の彫刻>から霧の作品がつく
りはじめた中谷さん。

舞踊家トリシャ・ブラウンや舞踏家田中泯さん、音楽家ヨハン・ヨハンソン、
映像作家高谷史郎さんなどともコラボレーションされています。

今回、横浜トリエンナーレでは会場の一つである、日本庭園・三溪園(さん
けいえん)の中で旧東慶寺仏殿近くの滝に霧を使った非常に印象的な空間を
作り出しています。

気象や環境の条件によって刻々と変化する霧を人工的に発生させる、という
中谷さんの作品。目に見えない空気や、目の前の風景が刻々と変化する楽し
さ、また消えてゆくはかなさを感じとれ、ずっとみていたくなるような不思
議な作品です。特に、今回の三溪園での展示は天気や時間、季節によっても
表情を変えるこの霧の動きを見ることができ、ぜひ時間や時期を変えて、
何度か訪れて見るのをおすすめします。

※E.A.T.(Experiments in Art and Technology)は,1960年代半ばに,当時
AT&Tのベル電話研究所にいた技術者,ビリー・クルーヴァーを中心として,
画家ロバート・ラウシェンバーグ,ロバート・ホイットマンらによって結成さ
れた、ダンス,電子音楽,映像などアートとテクノロジーを結ぶ数多くの実験
を行ったグループ。

 

○ 作品を展示している三溪園はこちら
→ http://yokohamatriennale.jp/2008/ja/venue/sankeien/

○ プロフィール
→ http://yokohamatriennale.jp/2008/ja/artist/nakaya/

○ オフィシャルHP 
→ http://www.nakaya.net/

-----------------------------------------------------------------------------------------------

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: トリエンナーレ・メールニュース配信中!

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://yokohamatriennale.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/103

※トラックバック後、表示されるまでに1日程度かかる場合があります。