《目標の定量的無限性》, 2019© Taus Makhacheva, Courtesy of Taus Makhacheva Photo by Alex Piliugin
ヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOW - 光の破片をつかまえる」では、横浜美術館で展示中の作品、タウス・マハチェヴァ《目標の定量的無限性》のパフォーマンスを9月5日より展示室で公開いたします。
本作品は、私たちが日常生活でしばしば耳にする人の行動を制限するための抑圧的なフレーズと、変形した体操器具、そしてその中で展開されるパフォーマンスから、現代社会における身体、規律、統制について問いを投げかけるものです。
これまでキエフとヴェネチアで公開されてきたパフォーマンスを更新し、日本の体操選手をパフォーマーに迎え、ヨコトリ2020のための新たなパフォーマンスを制作しました。
協力:Mizutori Sports Club
実施日程:
9月12日(土)
9月16日(水)
9月26日(土)
10月3日(土)
10月10日(土)
いずれも14:00~と14:45~の1日2回開催。
パフォーマンスは1回23分程度予定。
※展示室の入場制限を行う場合があります。
※パフォーマンスの写真撮影は可能です。動画の撮影はご遠慮ください。
タウス・マハチェヴァ
1983年、モスクワ(ロシア)生まれ、同地を拠点に活動。
旧ソ連の体制下で社会主義を経験したコーカサス地方のダゲスタン共和国に文化的なルーツを持ち、異なる文化や伝統が出合う時に起こる出来事を、批判的に考察するパフォーマンスや映像作品を発表している。
2017年、モスクワ市近代美術館にて個展開催。同年、ヴェネチア・ビエンナーレ出品。2019年には「フューチャー・ジェネレーション・アート・プライズ2019」(ウクライナ)にノミネートされた。
9月5日(日)に実施したパフォーマンスの様子はこちら