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屋代敏博(日本) / Toshihiro
Yashiro
1970年埼玉県生まれ。埼玉県在住。
屋代は、多摩美術大学で映像、演劇を学ぶ。1996年から「空間シリーズせんとう(銭湯)」を発表し、一貫して写真表現の可能性を探る実験的な試みを続けてきた。近年は、「回転回」という自らの身体的な動きを取り入れた作品によって知られている。
1997年に「Lust und Leer(日本の現代写真)」(クンストハレ・ウィーン)、2000年には「アルル国際写真フェスティバル」などの国際展に多く選抜されている。
今回の出品作である「回転回」シリーズは、2000年からはじめられたものだが、近作に見られるような自身を作品に登場させ同時に特定の風景の中に布置するきっかけとなったのは、2001年9月フランス政府とポンピドゥーセンターの合同プロジェクト
“IMAGES AU CENTRE 01, Photographie Contemporaine, Architecture
et Paysage”(建築と風景)に参加して以降となる。
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