マリア・ローゼン (オランダ)
/ Maria Roosen
1957年オイステルワイク生まれ。現在アーネム在住。
2001年の「ソンズビーク」や2003年の「ビューフォート」などの国際展に参加。公共的な場に設置されるフェミニンな作品が注目された。特に「watertower
of blankenberge」に見られるような、独自のコンセプトを下敷きに都市空間とモニュメンタルな建造物とのかかわりを提示する作品は話題となった。今回は、当初横浜マリンタワーをサイトに作品を計画したが、設営などの諸問題で中断することとなった。新たな作品プランは、短い日本滞在期間に彼女が接した約20人に作品制作を依頼し、それらを使ったワークショップを行なう。パブリックな作品から、パーソナルなコミュニケーションを介在させる作品へと変化しながらも、一環して彼女独自の空間へのかかわりを見出すことができる。
主な展覧会は、「Met」(2004年、ギャラリー・フォンズ・ウェルターズ、アムステルダム)、「Maria Roosen
in Himmelb(l)auw」(2001年、グローニンゲン美術館)、「Home is where the heart
is」(1999年、クンストヴェレニジン、ディーペンハイム)、「Spring!」(1994年、ギミーニテ美術館、ヘルモンド)他多数。
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