YOKOHAMA 2005: International Triennale of Contemporary Art

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参加アーティスト詳細-G

〔作品写真〕gansomaeda
〔作品写真〕gansomaeda

gansomaeda (日本) 17

URLシノハラ楽(1974年生まれ。ニューヨーク在住)と 渡辺郷(1975年生まれ。北九州市在住)により2000年に結成されたアートユニット。

それぞれ個別活動のかたわら、同世代としての視点・アイデアを共有し、アートをとりまく環境に反応した作品を展開。
アーティストに降りかかる矛盾や問題に素朴に取り組み、次に繋げていくその主な活動として「楽町楽家」(2005年、京都)、「Channel 0」(2004年、秋吉台国際芸術村)、「Art Camp in Nakatsue」(2002年、中津江村、大分)などがあり、その他多数の映像作品を海外でも発表している。

〔作品写真〕ジャコブ・ゴテル&ジャゾン・カラインドロス

ジャコブ・ゴーテル&ジャゾン・カラインドロス (ドイツ+ギリシャ) / Jakob Gautel & Jason Karaïndros 18

ジャコブ・ゴーテル 1965年カールスルーエ生まれ。パリ在住。
ジャゾン・カラインドロス 1963年アテネ生まれ。パリ在住。

それぞれ作家として活動しながら、90年代前半よりユニットを組んだ活動も行なっている。代表作「エンジェル・ディテクター」は、周囲の沈黙を感知すると透明のドームの中の明かりが灯るという作品。フランスで会話がとぎれたときにいう諺「天使が通る」に由来する。騒々しい都市生活に存在する沈黙の瞬間を認知することによって、公共を親密な空間に変える装置は、各地で大小さまざまなバージョンで展開されている。日本では1999年渋谷東急Bunkamuraギャラリーでの若手フランス作家を紹介する展覧会「パリのインスピレーション」に出品。

 

〔作品写真〕ショーン・グラッドウェル

ショーン・グラッドウェル (オーストラリア) / Shaun Gladwell 19

1972年シドニー生まれ。シドニー在住。

スケートボードやBMX(バイシクル・モトクロス)、ブレイクダンスといったいわゆるエクストリームスポーツやヒップ・ホップ、グラフィティといったストリート・カルチャーを通して、都市空間に介入していく様を映像作品として提示する。ここでは、都市空間に対する批判的な挑戦が、都市機能の剥奪や転化を試みている。スローモーションでドラマチックに演出することによって、閉塞した都市空間に刺激を与えている。2000年より、オーストラリアのアーティスト共同体Imperial Slacksに加わり、幅広く展覧会を行なっている。主な活動は、New balance(2004年、Perth Institute of Contemporary Art、パース)、Interlace(2004年、Performance Space、シドニー)他多数。

 

〔作品写真〕インゴ・ギュンター

インゴ・ギュンター (ドイツ) / Ingo Günther 20

1957年ハノーファー生まれ。ニューヨーク在住。

アーティスト、ジャーナリストの肩書きを持ち、メディアアートの革新者として多大な影響力を持つ。地上・宇宙、科学・社会ほか多方面から集めたデータがしめす今日の地球が抱える諸問題をイルミネーションの地球儀上で提示した作品「ワールド・プロセッサー」、世界中に広がる難民の存在から国家の枠組みを超えた仮想共同体をつくろうというプロジェクト「難民共和国」など、ジャーナリズムとアートを結び、国家、テクノロジー、個人、メディアを取り巻く諸問題を可視化する。世界経済フォーラムにも招かれ、国際外交を研究するなど、グローバルスケールの思考と行動力が特徴である。

 

 

 


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