出品予定作家一覧
Muraoka Saburo
村岡 三郎
1928年日本生まれ
現在日本在住

自らの戦争体験をつきつめ、溶断した鉄、硫黄の結晶、酸素ボンベ、塩といった物質を素材とした重量感のある作品を制作、日本の現代彫刻を代表する作家として評価を得る。また、離れた土地にいる自分の体温をデータとして毎日、展覧会場に送り、観客がその温度を体感するインスタレーションなど、物質との関係のなかに、生命の根源を問うている。
90年ヴェネチア・ビエンナーレ日本代表、97年第2回光州ビエンナーレに参加。97年から98年にかけて、東京国立近代美術館と京都国立近代美術館で個展「村岡三郎展-熱の彫刻-物質と生命の根源を求めて」が開催された。




Yokohama Triennale 2001