1963年韓国生まれ 1970年より現在も米国在住
体操選手の演技や廊下を歩く人などの映像と、その人体の動きの輪郭線をコンピュータでシミュレーションした映像とを重ね合わせたヴィデオ作品を制作している。主観性を排したドキュメントとして捉えられた人間の動作は、デジタル・イメージの介入によって、かえって生々しく身体と空間の関係性を喚起する表現へと転化されている。
96年「The Power of Suggestion: Narrative and Notation in Contemporary Drawing」展(ロサンジェルス現代美術館)、2000年第3回光州ビエンナーレ、「KOREAMERICAKOREA」展(アート・ソンジェ・センター、ソウル)に参加、2000年ニューヨーク ホイットニー美術館(フィリップモリス)で個展開催。 |