1月31日、ようやく第1回のトリエンナーレ学校を終えることが出来ました。
それにしても、黄金町の拠点も含めたツアーに大勢のサポーターの方が参加いただき、また、学校の方にも駆けつけてもらったサポーターの方々含め、総勢80名あまりの人数になったことは感謝に耐えません。
1時間にも満たないレクチャーでどれほど課題を要領よくサマライズ出来たか不安ですが、ここで、取り上げた新しいコミュニティのあり方には、広井良典氏の『コミュニティを問いなおす―つながり・都市・日本社会の未来 (ちくま新書 2009)』を大いに参考にさせていただいたことを紹介しておきます。
広井良典氏は、千葉大学法経学部 総合政策学科教授 。専攻は社会保障論・医療経済、科学哲学。ちなみに参考とした同書は、第9回大佛次郎論壇賞を受賞しています。
サポーターの方から、今日のレクチャーは社会学の講義のようだ、と感想をいただきましたが、旧来の社会学ということで言えば、ここには、実は、経済、福祉、ある種の文化論等も含意されていますので、意外と幅も広く、奥の深いテーマだということを言い添えておきます。
ご興味のある方は、是非ご一読下さい。広井さんを講師にお迎えするというようなアイデアも有りかと、思っています。