2011.10
【キッズアートガイド】
【ピーター・コフィン「ミュージック・フォー・プランツ」】
《無題(グリーンハウス)》のなかで植物に音楽を聴かせる演奏のシリーズが展示会場のYCCにて開催されました。今回の出演者はテニスコーツのお二人。ゆっくりした音楽の中でお客さんもリラックスしている中、最後の演奏会を無事終了しました。様々なミュージシャンが参加したピーター・コフィンの《無題(グリーンハウス)》。この3ヶ月のあいだに植物たちはいい音楽を聴いて、横浜の空気を吸い、順調に成長しました。ミュージシャンの皆さんありがとうございました!
【ヨコハマトリエンナーレ2011 国際シンポジウム 横浜トリエンナーレは100年続くインフラを作れるか? 美術館と国際展ーその可能性】
カーネギー美術館現代美術担当アソシエイト・キュレーターのダン・バイヤース氏と台湾美術館ビエンナーレ/国際プロジェクト事務局ディレクターのチャン・ファンウェイ氏をを迎え、ヨコハマトリエンナーレ2011の総合ディレクター逢坂恵理子とアーティスティックディレクターの三木あき子と共に国際展の可能性についてのシンポジウムが横浜美術館にて行われました。
前半はカーネギー・インターナショナル、台北ビエンナーレ、欧州・中東の国際展についてのプレゼンテーションが行われ、後半はパネリストによるディスカッション。海外の国際展の情報から、知られざる裏話まで、様々なトピックが盛り込まれ充実した内容のシンポジウムとなりました。
【Manga Scroll】
クリスチャン・マークレーとミュージシャン巻上公一氏のコラボレーションによるパフォーマンスManga ScrollがBankART miniで開催されました。伝説の人気バンド、ヒカシューのリーダーかつ超歌唱家である巻上氏がマークレー氏の作品に併せて独特の歌とも言えぬ歌を披露してくださいました。沢山のお客さんが集まり、会場が熱気で包まれた一夜でした。
【特別サポーター宣伝会議】
ヨコハマトリエンナーレ2011特別サポーターとして横浜F・マリノスの狩野健太選手と小林祐三選手が来場してくださいました。グラウンドでサッカーをする姿とはまた違い、作品を心から楽しんでいる姿もとても素敵なお二人でした。お狩野選手と小林選手の勇姿はこちらからご覧頂けます→横浜F・マリノスフォトレポート
最後にお二人を案内したキュレトリアルヘッドの天野とウーゴ・ロンディノーネの作品前で記念撮影。練習の合間をぬって来てくださった狩野選手、小林選手、ありがとうございました!
【キッズアートガイド】
今日も沢山のお客さんが来場している中、恒例のキッズアートガイドが行われました。みんな展覧会にもすっかり馴染み、リラックスしてガイドしている様子。ガイドのみんなの元気な声に来場者の皆さんも足を止めて熱心に耳を傾けていました。
8月の開幕直後からガイドを頑張ってくれたキッズガイドも10月30日のガイドが最後になります。最後まで頑張ってくださいね!
【アーティストトーク】
今日は出品作家の森靖氏と戸谷茂雄氏のアーティストトークが、それぞれの展示会場にて行われました。お二人とも日本在住の彫刻家ということもあり、彫刻家やアーティストを目指す人にとって励みになる話が沢山聞けて、とても貴重な時間となりました。
まずは横浜美術館のグランドギャラリーに《絶対領域ー竜》を展示している森氏が作品の解説や普段の制作について幅広い話をして下さいました。作家も作品もインパクトがあり、グランドギャラリーにいるお客さんの注目の的でした。
左が作家の森氏、右がキュレトリアルヘッドの天野太郎。
次はBankART会場で《ミニマルバロック IX》を展示している戸谷さんのトークがBankART miniで行われました。長年作家として活躍されている戸谷氏ならではのトークに聞きに来たお客さんも熱心に耳を傾けていました。
左が総合ディレクターの逢坂恵理子、右が作家の戸谷氏。
これでヨコハマトリエンナーレ2011でのアーティストトークはすべて終了しました。会期終了まで残り20日ですが、まだまだ様々なイベントがありますのでどうぞお楽しみに!
【港のスペクタクル 映画×音楽 プログラム サイレントフィルム『港の日本娘』上映 × チャンチキトルネエド生演奏】
横浜を舞台に物語が繰り広げられるサイレント映画『港の日本娘』(1933年清水宏監督)と、その映像に合わせて演奏されるチャンチキトルネエドのコラボレーション企画が行われました。横浜美術館の展示空間内をチャンチキトルネエドが練り歩き、展覧会とはまた違っ空間を創りだしてくれました。
【ピーター・コフィン「ミュージック・フォー・プランツ」】
今日は蓮沼執太さんが仲間を引き連れて《無題(グリーンハウス)》のなかで植物に音楽を聴かせる演奏のシリーズで素敵な演奏を繰り広げてくれました。蓮沼執太(指揮)、イトケン(electronics+drums)、石塚周太(guitar)、権藤知彦(フリューゲルホルン)、大谷能生(SAX)、葛西敏彦(PA)という豪華な顔ぶれに集まったお客様も大満足の様子。このシリーズ今後も続きますので、次回も是非お楽しみに!