ヨコトリレポート

【ピーター・コフィン「ミュージック・フォー・プランツ」】

《無題(グリーンハウス)》のなかで植物に音楽を聴かせる演奏のシリーズが展示会場のYCCにて開催されました。今回の出演者はテニスコーツのお二人。ゆっくりした音楽の中でお客さんもリラックスしている中、最後の演奏会を無事終了しました。様々なミュージシャンが参加したピーター・コフィンの《無題(グリーンハウス)》。この3ヶ月のあいだに植物たちはいい音楽を聴いて、横浜の空気を吸い、順調に成長しました。ミュージシャンの皆さんありがとうございました!

Photo:KATO Ken


PHOTO:KATO Ken


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【Manga Scroll】

クリスチャン・マークレーとミュージシャン巻上公一氏のコラボレーションによるパフォーマンスManga ScrollがBankART miniで開催されました。伝説の人気バンド、ヒカシューのリーダーかつ超歌唱家である巻上氏がマークレー氏の作品に併せて独特の歌とも言えぬ歌を披露してくださいました。沢山のお客さんが集まり、会場が熱気で包まれた一夜でした。

Photo:TANAKA Yuichiro


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【アーティストトーク】

今日は出品作家の森靖氏と戸谷茂雄氏のアーティストトークが、それぞれの展示会場にて行われました。お二人とも日本在住の彫刻家ということもあり、彫刻家やアーティストを目指す人にとって励みになる話が沢山聞けて、とても貴重な時間となりました。

まずは横浜美術館のグランドギャラリーに《絶対領域ー竜》を展示している森氏が作品の解説や普段の制作について幅広い話をして下さいました。作家も作品もインパクトがあり、グランドギャラリーにいるお客さんの注目の的でした。
左が作家の森氏、右がキュレトリアルヘッドの天野太郎。

Photo:TANAKA Yuichiro

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次はBankART会場で《ミニマルバロック IX》を展示している戸谷さんのトークがBankART miniで行われました。長年作家として活躍されている戸谷氏ならではのトークに聞きに来たお客さんも熱心に耳を傾けていました。
左が総合ディレクターの逢坂恵理子、右が作家の戸谷氏。

Photo:TANAKA Yuichiro

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これでヨコハマトリエンナーレ2011でのアーティストトークはすべて終了しました。会期終了まで残り20日ですが、まだまだ様々なイベントがありますのでどうぞお楽しみに!

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【港のスペクタクル 映画×音楽 プログラム サイレントフィルム『港の日本娘』上映 × チャンチキトルネエド生演奏】

横浜を舞台に物語が繰り広げられるサイレント映画『港の日本娘』(1933年清水宏監督)と、その映像に合わせて演奏されるチャンチキトルネエドのコラボレーション企画が行われました。横浜美術館の展示空間内をチャンチキトルネエドが練り歩き、展覧会とはまた違っ空間を創りだしてくれました。

Photo:ONUMA Keitaro


Photo:ONUMA Keitaro

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【ピーター・コフィン「ミュージック・フォー・プランツ」】

今日は蓮沼執太さんが仲間を引き連れて《無題(グリーンハウス)》のなかで植物に音楽を聴かせる演奏のシリーズで素敵な演奏を繰り広げてくれました。蓮沼執太(指揮)、イトケン(electronics+drums)、石塚周太(guitar)、権藤知彦(フリューゲルホルン)、大谷能生(SAX)、葛西敏彦(PA)という豪華な顔ぶれに集まったお客様も大満足の様子。このシリーズ今後も続きますので、次回も是非お楽しみに!

Photo:KATO Ken


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【ピーター・コフィン「ミュージック・フォー・プランツ」】

ピーター・コフィンの《無題(グリーンハウス)》のなかで植物に音楽を聴かせる演奏シリーズに、ミュージシャンのジム・オルーク氏が出演しました!植物に音楽を聴かせると同時に、植物も楽器の一部として操るジム・オルーク氏の姿に会場に集まった皆さんの視線は釘付け。あっという間に時間が過ぎて行き、植物も満足している様子でした。この作品は会期中、ヨコハマ創造都市センター(YCC)1Fにて展示していますので、是非皆さん足をお運びください!

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【対談「食・文化・アート」】

今日はフードディレクターとして活躍されている野村友里さんを迎え、来日中のアーティスト、スッシリー・プイオックとの対談が行われました。普段私たちの生活の中で、当たり前のようになっている「食」をテーマにし、文化の違いや今の日本の状況等をそれぞれの視点から語っていただきました。改めて、人生の中で「食」というものはとても重要なものであり、そして私たちがそのために多くの時間を割いているのだ、ということをしみじみと感じるトークでした。

Photo:KATO Ken

左:野村友里さん 右:スッシリー・プイオック

Photo:KATO Ken

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【みること、えがくこと ー 脳科学とアートとの対話】

脳科学者藤田一郎氏による講演および横尾忠則氏との対談が横浜美術館レクチャーホールで行われました。司会に日本神経科学大会長の大隅典子氏を招き、藤田氏より脳の仕組みについてレクチャーいただいた後、横尾氏よりみること、えがくことについて作家からの視点で意見を聞かせていただきました。

Photo:TANAKA Yuichiro


左から大隅典子氏、藤田一郎氏、横尾忠則氏

Photo:TANAKA Yuichiro

横尾忠則氏

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【スッシリー・プイオック 公開制作2日目】

今日は快晴の中、スッシリー・プイオックによる《パンプキンプロジェクト》最後の公開制作を行いました。参加者もワークショップで大根や人参などをカーヴィングしたり、採りたてのハーブティーを飲んだり、普段なかなか出来ない体験ができたようで大盛況のうちにこのプロジェクトも幕を閉じました。

カーヴィングしたカボチャは9月末まで支援センターにて引き続き展示していますので、お時間ありましたら是非、足をお運びください。

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【スッシリー・プイオック 制作スタート!】

タイ・チェンマイから、アーティストのスッシリー・プイオックが《パンプキンプロジェクト》のため14日より来日し、制作を開始しました。
夏が戻ってきたかのような暑い陽気の中、黙々とカボチャにカーヴィングを施していくスッシリー。

制作風景

カーヴィングされたカボチャ

土日には制作風景を公開します。お楽しみに!

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【たちどまる:Stop and Think】

ベルリン在住のアーティスト、島袋道浩氏の作品《たちどまる:Stop and Think》が静岡県掛川市の資生堂企業資料館で展示されています。この作品、東海道新幹線に乗車し、東京方面上りの場合は右手名古屋方面下りの場合は左手の窓から見ることができます。掛川駅近く、浜松方面寄りの場所に設置してあります。猛スピードで日本列島を行き交う人々に送られるこの「たちどまる」というメッセージ。島袋氏は横浜市内で「人間性回復のチャンス」という看板も展示しています。

東海道新幹線に乗る機会がある方は是非ご覧ください。会場になっている資生堂企業資料館の詳細はこちら→資生堂企業資料館
この作品を見るために新幹線の旅をするのもいいかもしれませんね!

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【驚異の湯本コレクションー妖怪曼華】

今回のトリエンナーレでは、妖怪研究家である湯本豪一氏のコレクションの一端を横浜美術館にて展示しています。今日はこの日本最大の妖怪コレクションを収集した湯本氏の講演ということもあり、沢山の方が湯本氏の講演を聞きに来てくださりました。

湯本豪一コレクション ©今井 智己

向かって右側でお話をされている方が湯本豪一氏。長年の研究で得た資料を元に、妖怪について約1時間、語っていただきました。
会期中に展示替えがあり、色々なコレクションを紹介していく予定ですのでどうぞお楽しみに!

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【一生に一回しか再生されないビデオ(丑三つ時)】

ニューヨークを拠点に活動しているアーティスト、落合多武氏の1日限りの作品上映会がBankART miniで行われました。この機会を逃したら一生観ることが出来ない作品ということもあり、定員を上回る大勢の方が来場。落合氏も一生に一回しか観ることが出来ない(=初めて観る)作品ということもあり、少し緊迫した空気の中、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

Photo: Ken KATO

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【大友良英 「プロジェクト FUKUSHIMA!トーク】

ピーター・コフィン《無題(グリーンハウス)》の植物に演奏を聴かせてくれた大友氏が、8月15日に開催されたフェスティバルFUKUSHIMA!についてご自身の感じたこと、考えたこと、そして今後の展望を熱く語ってくださいました。
福島で育った大友さんが精力的に活動しているこの「プロジェクトFUKUSHIMA!」についての詳細はこちら



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【ピーター・コフィン「ミュージック・フォー・プランツ」】

今日はYCC会場で展示中のピーター・コフィンの《無題(グリーンハウス)》の中でミュージシャンの大友良英氏が素敵な演奏を植物たちに聴かせてくださいました。震災後に「プロジェクトFUKUSHIMA!」の活動を始めた大友氏。最近の活動に共感する方々が沢山会場に詰めかけて大友さんの演奏に耳を傾けていました。

Photo:KATO Ken


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【アーティストトーク@BankART】

昨日の横浜美術館のトークショウに引き続き、BankARTにて来日作家によるアーティストトークが行われました。

●13:30-

デワール&ジッケル

Photo:KATO Ken


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●14:00-

ソン・ドン+イン・シウジェン

Photo:KATO Ken


Photo:KATO Ken

●15:00-

ツァイ・チャウェイ

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●15:30-

ジュン・グエン=ハツシバ

Photo:KATO Ken


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【アーティストトーク】

8月6日(土)に会場の横浜美術館にて来日作家によるアーティストトークが行われました。オープン初日ということもあり、沢山のお客様が足を止めて話を聞いていました。展示し終えたばかりの作品を前に、作家たちも沢山のメッセージを残してくれました。

●13:30-

左から司会の天野太郎ヘッドキュレーター、通訳者、イン・シュウジェン

Photo:KATO Ken


Photo:KATO Ken

●14:00-

ウィルフエド・プリエト

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●14:30-

ハン・スンピル

Photo: KATO Ken


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【オープニングレセプション】

遂に、ヨコハマトリエンナーレ2011明日から開幕となりました!!今日は内覧会の後、パシフィコ横浜でオープニングレセプションが開催されました。作家も無事に展示を終え、皆さん和やかな表情で来場。劇団四季CATSもお祝いに駆けつけてくれました!

Photo: KATO Ken

ヨコトリキャラバンズも宣伝活動のために来場!

Photo:KATO Ken

国内外から沢山の方にお集りいただき、賑やかな一夜となりました。

Photo:KATO Ken

最後に横浜市長の林文子、総合ディレクターの逢坂恵理子、アーティスティックディレクターの三木あき子と、来場していた作家と記念撮影をして無事閉幕となりました。

Photo:KATO Ken

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