音楽と映像を融合した、ストーリー性のあるビデオ・インスタレーションを制作。鮮やかな色彩、シアトリカルなセッティング、リズミカルな編集、そしてユーモアに富んだ全く新しい映像表現によって、ビデオというメディアの可能性を広げている。女性自らが否定していた「女性らしさ」を肯定し、自由な個人としての女性を謳歌する彼女の作品は、フェミニズム論議の新しい位相の視覚的表現でもある。現在もっとも人気の高い現代美術作家の一人。
国際展：93年、97年ヴェニス・ビエンナーレ（若手作家優秀賞受賞）、光州ビエンナーレ、 リヨン・ビエンナーレ、99年イスタンブールビエンナーレに参加。99年パリ市立美術館他を巡回した個展が大きな反響を呼ぶ。
日本では、99年「身体の夢」展（京都国立近代美術館、東京都現代美術館）において重要な作家として紹介されている。