建築空間とインテリア、その外部の状況を、実物大より20パーセント小さい模型としてコンテナ1個分程度の大きさにつくり、ひとつのストーリーを創り出す。中の鏡に映る外の世界も作られた物体であり、鏡像と現実、ヴァーチャルとリアルの関係をあらわにする。もともと演劇をやっていた経験もあり、洗練された舞台装置のようにも見えるインスタレーションである。ドイツを中心に個展を次々と開催している。