町中ですぐに買い求められるものや、その場で拾い集めたものを使い、作品とはすぐに気づかれないようなインスタレーション。あるいは、展示室の幅木を一部付け足すような、建築空間へのひそやかな介入など、観客が細心の注意を払うことで、日常とは違った視点を得るという、非常にユニークな作品を展開している。 94年「移住性」展(パリ市立近代美術館ARC)、96年マニフェスタ1,97年第2回光州ビエンナーレ、「Cities on the Move」展(ウィーンほか)に参加。