彼自身の聴覚障害を基軸にし、筆談の紙をコラージュした平面作品、また紙が散らばった机や部屋といった、言葉のやりとりを再現した「会話のオブジェ」によるインスタレーションを制作。筆談=記された会話というコミュニケーションの手段を通じて、人間をわけ隔てる「目には見えない違い」をユーモアを交えて検証していく。 国際展:95年ヴェニス・ビエンナーレ「トランスカルチャー」展、98年シドニー・ビエンナーレに参加。