1958年インド生まれ 現在インド在住
布や糸で動物の骨や身近な日常品をくるみこんだ、独自のフェティシズムを感じさせるオブジェの作品で知られる。また神像などに用いる市販の目のプレートをギャラリーの壁面に無数に貼り込むといった、不穏な雰囲気のインスタレーションも試みている。都市生活者の記憶の内奥に潜む情動に働きかけてくるような、特異な感覚を宿した世界である。
97年「Telling Tales」展(ニューデリー、ブリティッシュ・カウンシル・ギャラリー)に参加、その後イギリス、ブラジル等での展覧会に出品。 |