厳密な計算に基づく幾何学的なパターンによって構成されたトポロジックな形態の作品を制作しているアーティスト。このトリエンナーレでは同じ原理によって生み出された、山岳地帯や氷山の浮かぶ海などの立体地図的な模型の上に、CGによって四季の光景の変化をシミュレーションした映像をヴィデオ・プロジェクターで投影するインスタレーションを発表する。94年に武蔵野美術大学研究員として来日、以後東京で活動を続けている。