Yokohama Triennale 2001







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世界の主な国際展

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世界の主な国際展


●ヴェニス・ビエンナーレ http://194.185.28.38/gb/visuarts.html

1885年に始まり、100年を超える歴史を刻む、最も古く、かつ著名な国際展。美術、建築、音楽、映画、演劇の5つの分野から成り、このうち美術及び建築のビエンナーレは自国のパヴィリオンを有する約40ヶ国が毎回参加する。基本的に国別参加型の国際展だが、同時に総合コミッショナーが作家を選ぶ企画展も開催されている。


●カーネギー・インターナショナル http://www.carnegieinternational.org/

1895年、米国の富豪カーネギーにより設立された「カーネギー・インスティテュート(後、カーネギー・インターナショナルに改称)」が開催した展覧会に端を発する。1955年から3年に1度の開催となり、現在に至る。前回(1999年11月~2000年3月)は20ヶ国40名の作家が参加した。



●サンパウロ・ビエンナーレ

1951年に創設され、定期的に開催される国際美術展としては、ヴェニス・ビエンナーレに次ぐ歴史を持つ。前回(1998年)のビエンナーレには、南米諸国を始めとする約75ヶ国・地域が参加した。


●ドクメンタ http://www.documenta.de/

1955年に第一回展を開催され、以来4~5年に1度の割合で実施されている。国別参加方式は採らず、一人のディレクターがテーマ設定から作家の選出まで行い、内容的に優れた国際展として高い評価を得ている。欧州諸国を中心に毎回200人程度の作家が参加。市の美術館を中心に、駅舎、公園、イベント・ホール等、町全体が会場となる。


●インド・トリエンナーレ

1968年に創設されたアジアで最も歴史のある国際展。ニューデリーのインド国立美術院を中心に、周辺会場を活用しながら実施。アジア地域ばかりでなく、世界約30ケ国からの参加があり、500点程度の作品が並ぶ。


●シドニー・ビエンナーレ http://www.biennaleofsydney.com.au

1973年創設。2000年5~7月に開催された第12回展は市内5ヶ所のメイン会場をすべて入場無料とし、20ヶ国48名の作家が参加した。


●アジア・パシフィック・トライエニアル http://apt3.net/

1993年創設。アジア・太平洋地域に対象を絞った作家選考に特色がある。クイーンズランド州立美術ギャラリーをメイン会場に開催される。前回(1999年9月~2000年1月)は約20ヶ国・地域70名の作家が参加した。


●イスタンブール・ビエンナーレ http://www.istfest.org/biennial.htm

1987年創設。第7回となる次回展は、2001年9~11月に開催される予定。


●光州ビエンナーレ http://kwangjubiennale.org/english

1995年創設。ビエンナーレ開催のために新たに建設された展示ホールを中心に、周辺の美術館を巻き込んで開催される。95年の第1回展の入場者数は165万人、97年の第2回展は100万人と大規模な観客動員に成功している。


●ベルリン・ビエンナーレ http://www.berlinbiennale.de

1998年、東西ドイツの統一によって再び首都となるベルリンを舞台に、新しいアートのあり方を探るとの目的のもとにベルリン市主導で開始された。約24ヶ国70名の作家が参加。第2回展は、2001年4~6月開催を予定。


●福岡アジアトリエンナーレ http://faam.city.fukuoka.jp/

福岡市美術館が1979年の開館以来ほぼ5年ごとに開催してきた「アジア美術展」を継承する形で、「福岡アジア美術館」の創設とともに99年に第1回展が開催された。アジア地域の作家に対象を限定し、各国・地域から必ず1名以上の作家を選ぶというスタイルをとる。


●越後妻有アートトリエンナーレ http://www.artfront.co.jp/art_necklace/top.htm

「アートによる町おこし」を目的に掲げ、新潟県内6市町村が主催して2000年7~9月に第一回展を開催。約762km2の広大な地域に作品が点在し、作品の多くは恒久設置される。