東京芸術大学建築科卒業後、約1年間、アジアを放浪。自転車の後輪を19個つなげ、19人の人間が一斉にこぎ前進しようとする、93年の水戸芸術館でのプロジェクト「彼女の19番目の足」など、一見不毛とも思えるプロセスを視覚化する。メディアは多様だが、完成度の高さと目的の馬鹿馬鹿しさは時に哄笑を誘う。 99年ミュンスター彫刻プロジェクトをはじめ、国際展への参加多数。