常に自然環境と自然のシステムへの考えを背景に持ち、様々なモード、素材、そしてアイデアに富んだ作品を制作している。1994年には、いろいろな気候状況を創出することのできる暖房、蒸気房、冷房を含んだ人工環境を造りだすリサーチプロジェクト「Climate Chambers」を発表した。訪れた人々はその空間の中に入って、激しい気温の変化を体験することができるようになっていた。彼らは科学者ではないが、アーティストとしての視点から見た科学的アイディアと資料、そしてユーモアを交えて作品を造りあげている。横浜トリエンナーレの出品作品としては、直径4mのドーム内側からの360度の映像投射技術を新たに発表する。