1946年ユーゴスラビア生まれ 現在オランダ在住
パフォーマンスやビデオ、フィルム、写真、ビデオ・インスタレーションなど様々な媒体を用いて制作。身体の限界に挑戦する過激な行為とパフォーマンスをその中心に据えた一連のパフォーマンスでは、氷、火、体罰、オブジェなどを要素として取り入れ、彼女自身の様々な側面や、彼女と観客や社会との関係が探求の対象となっている。近作では様々な素材が有する精神的資質に関心をむけ、「癒し」や「瞑想」、「待つこと」などの状況に観客を積極的にとりこむ。1997年のヴェネチア・ビエンナーレでは骨を磨き続けるパフォーマンスを展開して、グランプリを受賞。越後妻有アートトリエンナーレ2000で制作した古い民家を改装した「夢の家」では現在も彼女の作品を宿泊して体験できる。 |