ジュニア記者の「横トリNEWS」vol.5 アートもりもり!横浜で活躍するアーティストへのインタビュー第2弾 

~服飾デザイナー矢内原充志さんに聞く~
@BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」

私たちジュニア記者は、第8回横浜トリエンナーレの会期中、6回に渡り取材していきます。

新高島駅に直結している、現代アートの拠点BankART Station では、BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」を開催していました。
BankART(バンカート)と言う名前は、元銀行だった歴史的建造物を芸術文化に利用することから始まったため、Bank(銀行)とART(芸術)を組み合わせた造語だそうです。
テーマの「棲む」という言葉には、単に「住む」という意味を超えた、動物的な感覚が含まれています。

BankART929の桑原さんから、BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」の展示について、説明を受ける。

「BankART Life7」「UrbanNesting:再び都市に棲むホームページ
https://www.bankart1929.com/life7/

今回の「BankART Life7」に「うつを向いて歩こう」という作品を展示されているアーティストの矢内原充志(やないはら みつし)さんにインタビューしました。
矢内原さんは、20代のときは、ファッションブランドで、ファッションショーの仕事 をしていました。30代のときには舞台衣装などを創る仕事をし、 40代で、企業のブランディングといって、依頼のあった企業のよいところを見つけ、アピールしていくお仕事もするようになりました。現在は、さらにアーティストとしての活動もしています。

新高島駅のコンコースに展示された、矢内原さんの作品の説明を聞くジュニア記者たち

今回の作品は、友達やネコが亡くなったことが寂しくて、下を向いて横浜のまちを歩いて撮った写真をパターンにして、布をつくり、それを使った洋服を創った作品です。さらに、いままでたくさん洋服を作ってきて、生地がたくさん余ってしまい、それを捨てるのがもったいないので、新しい形にリサイクルして、洋服にした作品を展示していました。 現代には、みんなが縁起がよいと思える服がないので、縁起がよい服をつくりたい! とも話してくれました。

うつむいた横浜のまちをモチーフにプリントした作品の前で矢内原さんと一緒に

横浜トリエンナーレで初めていろいろなアーティストの方の作品を見て、直接お話を伺う事が出来ました。アートは「自分の想いを表現出来る自由なもの」で、見る人によって感じ方や考え方は違っても、ワクワクドキドキと心が動くのは同じで、素敵な力があると思いました。

太田明里 

矢内原さんの作品はこちらから https://www.mitsushi-yanaihara.com/

取材&記事
太田 明里、尾崎 楓太、加藤 昂、島田 絢乃、高橋 蒼士、長谷山 翔、濱田 六花、藤田 紗奈

〈つづき・みなとみらいジュニアタイムズ〉

ジュニアタイムスは、子どもたちが取材し、記事を書く地域新聞です。

つづきジュニア編集局は、横浜開港150周年・都筑区制15周年の節目にあたる2009年に活動が始まってから、15周年を迎えました.。今年は都筑区の区政30周年を迎えます。2018年にはみなとみらいエリアでのMMジュニア編集局が始まり、現在は、2つの編集局が合同で取材することもあります。

都筑区、西区だけでなく横浜市全体に目を向け、小学4年生から高校生のジュニア記者が、子どもの目線と力をフルにいかして、取材に行き、記事を書いています。

https://junior.minicity-plus.jp

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「横トリNEWS」vol.2 「ロボットと一緒にアートクイズを作るワークショップ」レポートはこちら
「横トリNEWS」vol.3 「ぺーパーランプイベント 野草の灯」レポートはこちら
「横トリNEWS」vol.4 「アートもりもり!横浜で活躍するアーティストへのインタビュー第1弾」はこちら
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