AfterGlow

エピソードEpisōdo


  • 「トリエンナーレ」とは3年に1度開催される展覧会だけのことを指すのではなく、ひとつのトリエンナーレから次のトリエンナーレへと1000日間かけて、刻一刻と変わる世界とつきあい、表現していく旅なのだとラクス・メディア・コレクティヴ(ラクス)は言います。

    そこで、ヨコハマトリエンナーレ2020では、展覧会と並行して「トリエンナーレ」という時間を旅するプログラム「エピソード」を行います。「エピソード」では、アーティストたちがそれぞれある瞬間をつかみとり、パフォーマンス、アクション、レクチャーやキュレーションなど思い思いの表現を行うことにより、その瞬間につきあうわたしたちの知覚を刺激したり、感覚を開いたり、情動に働きかけたりします。

    「エピソード」の旅は、2019年11月にラクスがコンセプトの源泉ともいえる「ソース」をパフォーマンスとして発表した「エピソード00」に始まり、以降、アーティストによるアクションやライブ・オンライン・イベント、サウンド・インスタレーションのほか、キュレータ―によるテーマ別プロジェクトやデジタル空間を使ったプロジェクトなどの企画が断続的に続いていきます。

    ヨコハマトリエンナーレ2020では、アーティストとともに一息ずつ呼吸するように時間を重ねていく「エピソード」を通して、世界がコロナ禍で覆われていく中、未知なる時間との付き合い方を探ります。