今日、ビエンナーレやトリエンナーレは、数の増加とともに「マルチ・セントリック」になり、目的の多様化、ジャンルもアート以外を横断して扱うようになりました。「島と星座とガラパゴズ」は、アートを通して、日本と世界の関係を考える時に、様々な可能性を開く試みです。今日、アートは、これまで以上に複数の社会、文化、歴史と密接に繋がっています。現代アートは、領域を広げ、多元性や多様性を取り入れながら私たちを感動させ、立場の異なる者同士を対話へと導くのだと信じています。
スハーニャ・ラフェル