ツィ・クァンユー
ツィ・クァンユー (崔廣宇) / Tsui Kuan Yu(台湾)
1974年台北生まれ。台北在住。
ツィ・クァンユーは、これまでの急進的で政治色の強い台湾のアーティストとは異なり、自身のイデオロギーや対人関係をテーマにおく90年代に台頭した台湾の「第3世代」を代表するアーティストの一人である。自らが演じる様々な行為をビデオに収め、社会的に「正しい」とされる日常の一コマの中へ「間違い」とされる行為を行なうことで介入する。
04年台北ビエンナーレ、05年ヴェネチア・ビエンナーレ、06年サンパウロ・ビエンナーなどの国際展に参加。05年graf media:gm(横浜)、アサヒ・アートスクエア(東京)、06年テート・リバプール等国内外多数のグループ展に出品。05年チェルシー・アート美術館(ニューヨーク)、06年ウィンチェスター・ギャラリー等で個展開催。03年タイシン・アーツ・アワード審査員特別賞受賞