オノ・ヨーコ
オノ・ヨーコ / Ono Yoko (日本)
1933年東京生まれ。ニューヨーク在住。
1952年学習院大学に入学、翌年アメリカに移住、サラ・ローレンス大学で作曲と詩を学ぶ。60年からニューヨークを拠点に活動を開始し、前衛芸術グループ「フルクサス」に参加。66年ロンドンに移り、69年ジョン・レノンと結婚。彼女が一貫して放つ「自由」と「平和」のメッセージは、積極的なコミュニケーションを呼びかける彼女のアートの原点であり、その活動は近年益々重要視されている。
93年ヴェネチア・ビエンナーレ、01年横浜トリエンナーレに参加。2000年ニューヨークのジャパン・ソサエティ・ギャラリーを皮切りに、ヒューストン現代美術館、サンフランシスコ近代美術館、マイアミ美術館において大規模な回顧展「YES オノ・ヨーコ展」が巡回。その後、03年から1年にわたり、水戸芸術館、広島市現代美術館、東京都現代美術館などを巡回した。