グスタフ・メッツガー
グスタフ・メッツガー / Gustav Metzger (ドイツ / 英国)
1926年ニュルンベルグ生まれ。ロンドン在住。
ポーランド系ユダヤ人の両親をもつグスタフ・メッツガーは、12歳の時、ユダヤ人の子供を受け入れる運動によって救出され英国に亡命した。この経験は非人道的行為や芸術産業、資本主義などの体制を攻撃するメッツガーの政治理念を形成することになる。後に彼は、破壊芸術を提唱し、フルクサスの活動にも深くかかわっていく。
近年ではヴェネチア・ビエンナーレ(2003)、バレンシア・ビエンナーレ(2005)、シャルジャ・ビエンナーレ(2007)、ミュンスター彫刻プロジェクト(2007)、キュヴェ・ビエンナーレ(2007)などに参加している。
03年 ヴェネチア・ビエンナーレ、05年 ヴァレンシア・ビエンナーレ、07年 シャルジャ・ビエンナーレ(アラブ首長国連邦)、ミュンスター彫刻プロジェクト、キュヴェ・ビエンナーレ(リンツ)などに参加。02年 カールスルーエ近現代美術館、04年 テート・ブリテン、ICAロンドン、05年 テート・リバプール、08年 レイキャビック美術館などでのグループ展に出品。99年 ニュルンベルク・クンストハレ、05年 キュービット・アーティスト(ロンドン)、06年 バーゼル・クンストハレ、07年 ワルシャワ国立美術館などで個展開催。