ジョーン・ジョナス
ジョーン・ジョナス / Joan Jonas (米国)
1936年ニューヨーク生まれ。ニューヨーク在住。
美術史と彫刻を学んだ後、60年代末から70年代にかけて鏡、小道具、ドローイング、映像を組み合わせたパフォーマンスを屋内外で試み、女性パフォーマーの先駆者となる。グリム童話に基づいた《ネズの木》(1976)以降、様々な文学や神話を源泉とし、劇場的なセットのもと物語的なパフォーマンスやインスタレーションを展開、身体、ジェンダー、記憶、アイデンティティについて問いかける。
72年 ドクメンタ5(77、82、87、02年も)、73年 サンパウロ・ビエンナーレ、82年 シドニー・ビエンナーレ、94年 リヨン・ビエンナーレ、02年台北ビエンナーレに参加。世界各地の美術館で個展、グループ展多数開催。最近は03年 ニューヨークのクイーンズ・ミュージアム、04年 テート・モダンで個展開催。日本では07年 CCA北九州で個展開催。
"Untitled (coyote)", 2007
Copyright Joan Jonas, courtesy Wilkinson Gallery, London, and Yvon Lambert,