ダグラス・ゴードン
ダグラス・ゴードン / Douglas Gordon (英国)
1966年グラスゴー生まれ。グラスゴーおよびニューヨーク在住。
映像を中心に写真、絵画、文章、インスタレーション、パフォーマンスなど様々なメディアを使い人々の固定観念に揺さぶりをかける。映像作品では既存の映画をスローにするなど、操作し空間のなかに設置することによってその意味を変えてしまう。一貫して生と死、善と悪、認識と記憶、現実と虚構などに関して彼独特の問いかけを続ける。
05年、映画《ジダン:神が愛した男》をフィリップ・パレノと共に監督。97年 ヴェネチア・ビエンナーレ、ミュンスター彫刻プロジェクト、07年 アテネ・ビエンナーレに参加。06年 カンヌ国際映画祭に参加。世界の主要美術館での個展、グループ展多数開催。日本では98年 群馬県立近代美術館「ヨーロッパの8 人」、栃木県立美術館他「リアル/ライフ イギリスの新しい美術」、01年 東京オペラシティ・アートギャラリー、広島現代美術館「汚名―アルフレッド・ヒッチコックと現代美術」に出品。96年 ターナー賞(ロンドン)、ニーダーザクセン芸術賞(クンストフェライン・ハノーファー)、97年 2000年賞(第47 回ヴェネチア・ビエンナーレ)、98年 ヒューゴ・ボス賞(グッゲンハイム美術館)、市長賞(グラスゴー市議会)、セントラル芸術賞(ケルン・クンストフェライン)を受賞。
"Between Darkness and Light", 1997
Douglas Gordon. Courtesy of Gagosian Gallery.