ペーター・フィッシュリ & ダヴィッド・ヴァイス
ペーター・フィッシュリ & ダヴィッド・ヴァイス / Peter Fischli & David Weiss (スイス)
フィッシュリ:1952年チューリッヒ生まれ。チューリッヒ在住。
ヴァイス:1946年チューリッヒ生まれ。チューリッヒ在住。
フィッシュリとヴァイスは、1979年から共同制作を開始。彫刻、写真、映像、インスタレーションと様々なメディアを使い、日常の光景や日常品をテーマに発表している。2001年の横浜トリエンナーレでは《視覚世界》を出品、87年から14年間にわたって彼らが世界中で撮ってきた、観光写真風の2800枚のカラーポジをライトテーブルの上にくまなく並べた。彼らは日常の光景や事物に今までと違った相貌を与え、生活と芸術、現実と虚構、自然と人工、混沌と秩序の境を曖昧にしていく。
89年 サンパウロ・ビエンナーレ、92年 セビリア万博 スイス館、95年 ヴェネチア・ビエンナーレ スイス館、97年 ドクメンタ10(カッセル)、光州ビエンナーレ、ミュンスター彫刻プロジェクト、98年 シドニー・ビエンナーレ、01年横浜トリエンナーレなどに参加。日本では、98年 群馬県立近代美術館「ヨーロッパの8 人」に出品。