ツァオ・フェイ (曹斐)
ツァオ・フェイ (曹斐) / Cao Fei (中国)
1978年広州生まれ。北京在住。
10代前半から香港を経由して入ってくるポップカルチャーに強い興味を持ち、大学入学後は映像に関心を寄せたツァオ・フェイは、1999年には中国において先駆的なデジタルビデオ作品《失調257》を制作した。最近ではヴェネチア・ビエンナーレ(2007)に合わせて、オンラインゲームである「セカンドライフ」にヴァーチャルな中国パヴィリオンを制作し話題となった。
01年 ベルリン・ビエンナーレ、02年 光州ビエンナーレ、03年 ヴェネチア・ビエンナーレ(07年も)、04年 上海ビエンナーレ、05年 モスクワ・ビエンナーレ、福岡アジア美術トリエンナーレ、広州トリエンナーレ、06年 シンガポール・ビエンナーレ、シドニー・ビエンナーレ、釜山ビエンナーレ、07年イスタンブール・ビエンナーレ、リヨン・ビエンナーレなどに参加。日本では、07年CCA 北九州で個展開催、05年 森美術館「フォロー・ミー!:新しい世紀の中国現代美術」、08年 森美術館「アートは心のためにある」に出品。03年 最優秀若手賞(第12回中国現代美術賞展)を受賞。