2017.08.14

募集

【Green light―アーティスティック・ワークショップ】参加者募集中!

「Green light―アーティスティック・ワークショップ」は、アーティストのオラファー・エリアソンが、欧州における難民問題をきっかけに新しいコミュニティのモデルを探求するために考案したワークショップです。

 本ワークショップは、2016年にウィーンのティッセン=ボルネミッサ・アート・コンテンポラリー(TBA21)と協働し、難民の受け入れを肯定するGreen light(グリーンライト=青信号)緑色の光を放つランプを難民とともに共同制作するワークショップと、難民の生活支援や地元住民との相互理解を深めるためのShared learning(シェアード・ラーニング=共に学び合う場)を実施するプロジェクトとしてウィーンで始まりました。

 その後、ヒューストン(アメリカ)とヴェネチア(イタリア)でも実施され、今夏から今秋にかけて、ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」の展覧会のテーマでもある「接続」と「孤立」を考えるひとつの試みとして、横浜でも実施します。

 日本は欧米とは異なり、大量の難民の流入には直面していません。しかし、様々な事情により祖国や郷里を離れて生活している人々は日本社会にも数多く存在します。ここでは、そうした人々の状況を知ることにより、社会のなかの居場所・拠り所について考え、多様なバックグラウンドを持つ人々が共生する現代日本社会の「わたしたち」の姿を改めて確認します。そして、背景の異なる人々と共に生きる環境づくりが社会の豊かさにつながる可能性について考えます。

開催日・タイトル ※1回完結型の講座を4回実施します。 
8月21日(月) 「ワタシが難民になったら」
8月28日(月) 「ワタシが難民になったら」
9月9日(土)   「難民が地域で暮らすということ」
9月10日(日) 「若者たちのライフストーリー:〈移民〉から〈わたし〉へ」

時 間 各回 13:00~17:30
13:00~14:30 理解講座
「難民・強制移動」「共生」「包摂」「帰属意識・故郷」のテーマのもとに実施される学び合いの場です。
14:30~17:30  ランプ組立ワークショップ
オラファー・エリアソンが考案した緑色の光を放つランプを協働して制作する場です。

会 場:横浜美術館オラファー・エリアソン展示室
定 員:各回20名
参加費:ヨコハマトリエンナーレ2017鑑賞券提示で無料(事前申込制)
お申込み:イベント詳細ページ内申し込みフォームに必要事項を入力の上、お申込みください。

 

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