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イベント情報詳細 Event Information

夜間開館スペシャルトーク
美術の空間をめぐる対話 ~エレメンツ/プログラム/素材~
※終了しました

美術を扱う空間にはいろいろなタイプがあります。1989年に開館した丹下健三設計による横浜美術館は、横浜開港以降近代美術を収蔵・展示する美術館として設計されましたが、その後時代の要請に合わせてさまざまなプログラムを展開し、2011年以降は、現代美術の大型作品を展示する横浜トリエンナーレの定点会場として機能しています。
これからの美術の空間が向かう方向性について、美術館として、また横浜トリエンナーレとしてどのような可能性があるのか、今回のグランドギャラリーの会場デザインで試みた素材と空間のエレメントを混在していくアプローチを話のきっかけとして、様々な対話を繰り広げます。

登壇者:
青木淳 (建築家)
逢坂恵理子(ヨコハマトリエンナーレ2017コ・ディレクター、 横浜美術館館長)
田鎖郁男(株式会社エヌ・シー・エヌ代表取締役社長/株式会社MUJI HOUSE専務取締役)
藤原徹平(ヨコハマトリエンナーレ2017空間設計担当、建築家、横浜国立大学大学院建築都市スクール(Y-GSA)准教授、フジワラテッペイアーキテクツラボ主宰) *司会

登壇者プロフィール:

青木淳(あおき じゅん)|建築家
1956年横浜生まれ。1982年東京大学大学院修了。磯崎新アトリエに勤務後(1983~1990年)、1991年青木淳建築計画事務所設立。個人住宅、公共建築から商業建築まで多方面で活躍。2004年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。代表作に、「馬見原橋」、「S」、「潟博物館」、「ルイ・ヴィトン表参道」、「青森県立美術館」「杉並区大宮前体育館」等。

逢坂恵理子|ヨコハマトリエンナーレ2017コ・ディレクター、横浜美術館館長
国際交流基金、ICA 名古屋を経て、水戸芸術館現代美術センター主任学芸員(1994~1996年)、同センター芸術監督(1997~2006年)、森美術館アーティスティック・ディレクター(2007-~2009 年1 月)。第49 回ヴェネチア・ビエンナーレ(2001 年)で日本館コミッショナーを務め、「蔡國強展: 帰去来」(2015年)を企画するなど数々の現代美術展を手掛ける。2009 年4 月より現職。ヨコハマトリエンナーレ2011 では総合ディレクターを、2014 では組織委員会委員長を務めた。

田鎖 郁男(たくさり いくお)|株式会社エヌ・シー・エヌ代表取締役社長、株式会社MUJI HOUSE 専務取締役
1965年埼玉県生まれ。千葉大学工学部卒業。工務店やビルダーの質向上、施工主の建築知識の充実が良い家づくりや良い街づくりに繋がるとの考えから、木造住宅おける構造計算を推進する工務店ネットワークを主宰。アメリカの「フランク・ロイド・ライト財団」から正式に認可を受け、日本でライトの建築物を復活させる事業にも携わる。主な著書に『木の家の選び方5つの法則』『家、三匹の子ぶたが間違っていたこと』『三匹の子ぶたも目からウロコの200年住宅』『そうか、こうやって木の家を建てるのか。』
エヌ・シー・エヌ http://www.ncn-se.co.jp/

藤原徹平(ふじわら てっぺい)|建築家、横浜国立大学大学院 建築都市スクール(Y-GSA)准教授、フジワラテッペイアーキテクツラボ主宰
1975年横浜生まれ、2001年横浜国立大学大学院修了後、隈研吾建築都市設計事務所勤務(2011~2012年)。2009年よりフジワラテッペイアーキテクツラボ主宰、2010年よりNPO法人ドリフターズインターナショナル理事。2012年より横浜国立大学大学院Y-GSA准教授。2013年より宇部ビエンナーレ審査員も務める。主な建築作品に『等々力の二重円環』『代々木テラス』『葵メディカルアカデミー』。『那須塩原市 (仮称)まちなか交流センタープロポーザル』最優秀、『京都市立芸術大学移転整備プロポーザル』最優秀。「キュッパのびじゅつかん」展、「岡本太郎×建築」展、「Reborn-ART Festival 2017」など展覧会や芸術祭の企画・会場構成にも多く関わる。

開催日 10月27日(金)※終了しました。
開催時間 18:30-19:30
*27日は夜間開場日です。展覧会は20:30まで鑑賞できます。(最終入場20:00まで)
会場 横浜美術館 円形フォーラム
定員 80名
(事前申込制、お申し込みいただいた方から優先して着席いただけます。当日席若干あり)
参加費/入場料 ヨコハマトリエンナーレ2017チケット提示で無料
主催 横浜トリエンナーレ組織委員会