《アート・ビン》とは・・・詳細はこちら
《アート・ビン》は、イギリスの作家マイケル・ランディの作品で、巨大なゴミ箱の形状をしています。ヨコハマトリエンナーレ2014では、高さ7メートル、幅7.8メートルの大スケールで、横浜美術館のグランドギャラリーに登場します。
様々な人が自分の失敗作、未発表のまま倉庫にしまわれたままの作品、捨ててもよい作品などを、ここに投げ入れる参加型の作品です。
でもなぜ「ゴミ箱」なの・・・詳細はこちら
美術館やギャラリーに展示された物体は「作品」と呼ばれます。そして美術史に編入されて論じられます。
でも、失敗作や何かの理由で破壊されてしまった作品は、まるでそういうものが世の中には存在していなかったかのように、美術史上から忘れられていきます。マイケル・ランディの《アート・ビン》は、この「忘れられた美術史」をアート・ビン=芸術のゴミ箱、つまり「忘却の容器」として提案しています。
美術の世界をささえるのは、美術史上を飾る名作だけではありません。失敗作、未完成作、制作の途中で捨てられてしまった作品、これらの果てしない試行錯誤なしに、
名作は生まれてきません。有名無名を問わず、また成功か失敗かには関係なく、さまざまな場所でさまざまな人が試みるさまざまな表現のすべてが、
美術の世界をささえる礎(いしずえ)となります。そしてもちろん、あなたの失敗作もその例外ではないのです。
あなたも《アート・ビン》へ参加しませんか詳細はこちら
《アート・ビン》は、おおくの皆様の参加なくしては成立しないアート・プロジェクトです。
美術を職業としている人。
美術家の卵の学生の皆さん。専門家ではないけれど、美術表現に興味を持ち、自分でも作品を作っている人。個人。学校や職場単位の団体。さまざまな参加をお待ちしています。
アート・ビン[芸術のゴミ箱]を通じて、あなたもヨコトリに参加しましょう!!